• y.yuki

レパートリーの刷新


昨年末の茨城県でのライブの帰り道、ひどくやるせない気分で、ぼくは真っ暗な田舎道、車を走らせていた。そのライブで、ぼくはアルバムの曲を一曲もやらなかった。ライブスペースに集まってくれた人たちに向けて、どんな音楽を演奏すればいいのか、わからなかった。そして、以前のレパートリーを入れ替えながら、2ステージを終わらせた。それが、2017年の最後のライブだった。まるで、消化試合のようなライブだった。

気分は最悪だったが、おかげで踏ん切りがついた。これまでのレパートリーを、一度すべて捨てる覚悟ができた。"GRUNGE SOUL"が、ぼくが最もやるべき音楽なのだとしたら、それをライブでもやるべきなのだ。それが以前のレパートリーと組み合わせられないのだとしたら、どちらを選択するべきかは自明ではないか。

カーラジオからは、ぼくの知らないクラブミュージックが流れていた。その音楽はぼくを勇気づけ、それでいいのだと思わせてくれた。そして、ぼくはやれると思うことができた。

世界中の音楽をすべて聞くことは不可能だが、ぼくはせめてアメリカのチャート50位までの音楽がどういう状況なのかくらいは、チェックするようにしている。

語弊を恐れずに言わせていただくなら、日本のメインストリームの音楽は、完全に遅れている。そして、そのことに気付くこともなく、太古の恐竜のように進化することができなくなっている。

ぼくはそこと関わっていてはいけない。そして、"そういう音楽と同じようなもの"をぼくに期待する人たちの、期待に沿ってはいけないのだ。ぼくのこの考え方は、多分間違っていないと思う。

年明けから、アルバムの曲を全曲ギター一本で演奏できるよう、調整している。使用する楽器や機材についても、なにを取り入れてなにを捨てるべきなのか、一度洗い出してみなくてはならない。試行錯誤で多少時間はかかるが、まずはライブができるように仕上げたい。

#レパートリー

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