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本当の才能は枯渇しない


小室哲哉氏引退。

90年代の彼の商業的な成功について、ぼくは羨ましく思っていた。しかし、彼の才能(だとみんなが言っているもの)について、ぼくは羨ましいと思ったことがない。

ファンの方もいるだろうし、彼の音楽に勇気づけられた人もたくさんいるだろうから、悪く言いたくはないのだが、もともと小室哲哉氏に才能と呼べるものがあったとは、ぼくには思えない。

記者会見で、彼は才能の枯渇ということを言っていたが、あれを聞いて、枯渇したのではなく最初からなかったのだとぼくは思った。本当に才能があったら、それは枯渇したりしないし、引退会見などするはずもないのだ。

自分に才能がないことは、おそらく彼自身が一番よく知っていたはずだし、そのことでこれまで悩んでいたのではないだろうか。

周囲から持ち上げられ、巨額の報酬を得れば、誰だってその気になる。ましてや、20歳代の若いアーティストに、そんな状況でも冷静に自分の才能と現状について正しくジャッジし続けろというのは、そもそも無理な話なのかもしれない。

しかし、それをしなければいけないのだ。

記者会見では、才能が枯渇しましたではなく、すみません、実はぼく才能がなかったんですと懺悔してしまった方が、よっぽど楽になれたのではないかと思う。

仕事としての音楽に引退はあるのかもしれないが、音楽そのものには引退もクソもない。音楽が本当に好きなのであれば、これからもご自分の音楽を続けていかれるのだと思う。

小さなライブハウスあたりで、本当にやりたい音楽だけをやっている、小室哲哉さんんが見てみたい。

#小室哲哉

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